【矯正ブログ】⼝呼吸を続けていると不正咬合を⽣み出す悪循環が起こります
2023年11月10日
⼝呼吸を続けていると、 不正咬合を⽣み出す悪循環が起こります
矯正⻭科治療にとっては、この不正咬合を⽣み出す悪循環を⼦どものうちに断ち切ることが⼤切なのです。
⼝呼吸をする
⼝を開けたまま呼吸をするので、⼝の中が乾き、哩液による殺園作⽤が不充分になり、むし⻭や⻭周病、⼝臭などの原因になります。また、⾵邪をひきやすく、咽頭炎や扁挑炎にかかりやすくなります。⼝呼吸をするときは空気をスムーズに通そうとして、⾆を本来あるべき正しい位置よりも下げています。
⾆の位置が正しくない
⼝呼吸をするときは、気づかずに⾆の位置を低くしたり、前に出しています。このクセがつくと、はっきりと発⾳できなかったり、⾷べ物をろまく飲み込めなくなったりします。⾆の変なクセは、⻭並びにも影響します。上あごが狭くなり、下あごが後ずさりして「上頸前突」になったり、⾆の位置によっては「開咬」になったり、下あご全体を突き出して「反対咬合」になったりします。 ⾆の位置が悪いと、奥⻭でしっかり噛むこともできません。
⼝蓋が狭い
遺伝で⼝蓋(上あごの⾻)か狭い⼈もいますが、奥⻭で広がらず、狭いままに なる⼈もいます。
きちんと噛まないために⼝盛が⼝蓋が狭いと、前菌が並ぶ場所が⾜りず、
はみ出して「叢⽣」や「上顎前突」になります。
⼝蓋を上あごの天井と考えると、その天井真には⿐腔(⿐の⽳の奥)があるため、
⼝蓋が狭いと⿐腔も狭くなり、⿐気道を充分に確保できません。
「口呼吸はわざわいのもと 小児矯正歯科治療の現場から」保田好秀著より抜粋
岩坂歯科医院
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